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京都 京鹿の子絞り

今回は、京都の京鹿の子絞りについて書きたいと思います。京鹿の子絞りは、本来は京都産の鹿の子絞りだけを指しますが、他にも帽子(ぼうし)絞り、一目(ひとめ)絞り、桶(おけ)絞りなど京都で生産するさまざまな技法の絞りを含めて現在は『京鹿の子絞り』と総称されております。鹿の子絞りという名は、小さな絞りの粒が小鹿の背の斑点に似ていることから生まれました。正倉院宝物では『目結(めゆい)』と記されて別称鹿の子の最上の絞りを『疋田(ひった)鹿の子絞り』ともいいます。絞り目を斜め45度に規則正しく並べて、びっしりと埋めたのが疋田鹿の子総絞りです。

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白生地に絞り模様の水玉を彫った型紙をあてて、青花(あおばな)で摺り写してその水玉を指先でつまんで折った後に絹糸で7~8回巻いて括ります。江戸時代には、この贅沢な絹の小袖が全盛になって、何度も奢侈禁止令の対象になったそうです。今でも振袖や訪問者、羽織などのほか、帯揚げなどに使われております。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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