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小千谷縮(おじやちぢみ) 【雪晒し】

今回は、小千谷縮の「雪晒し」の工程について書きたいと思います。いよいよ最終工程の「雪晒し」の工程です。「雪晒し」は、雪の上に反物を広げて太陽に当てる工程です。雪の上に反物を広げてお日様に当てる作業を一週間前後かけて行います。雪の上に発生するオゾンには殺菌や漂白作用があるため、雪のように白くなり、丈夫になって絣の色も落ち着きます。江戸時代から行われてきた「雪晒し」は、現在も行われていますが、数は減ってきているそうです。また、年月を経て、色があせたり、汚れたりした小千谷縮も再び雪に晒すと鮮やかによみがえりきれいになるのでそうです。これを「小千谷縮の里帰り」と言っているそうです。いずれにしても、雪がなくてはできない作業です。雪晒しは毎年3月の晴天を選んで行われるようです。広々とした畑に積もった雪の上に何十枚もの反物を干す光景は、越後に春の訪れを知らせる風物詩だったと言われたおります。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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