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ユネスコ世界遺産表現作家 白川丈山さんのきもの

今回は、世界の自然の姿をモチーフにして創作している白川丈山さんのきものをご紹介させて頂きます。

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こちらが白川丈山さんのきものです。白川丈山さんは、世界の自然の姿をモチーフに着物を創作されています。以前から何らかの形で自然保護活動が出来ないかと考えておられたようで、ユネスコの特別維持会員として世界遺産の貴重な姿を描き続けているようです。白川丈山さんの作品は、世界遺産に登録された美しい風景や自然文化をテーマとしてその作品のすべてに味わい深いストーリー性と着る人の心に訴える描き方で熱い思いが込められています。作品の特徴としては、昔からの図案に頼らず新しい図案による作品作りで、描き方も生地を濡らしてボカシを巧みに使って柄を直接描いてゆく素描の技法で遠近感のある優しい柄が特徴的です。また、素描ばかりでなく様々な技法での作品作りにもチャレンジされております。着物に描かれている特徴として、上前の柄の高さを低くしているので、背の低い方でも似合う柄付けになっていて着姿がとても美しいです。胸の柄は、顔をきれいに見せる色使いで小さくてやさしいです。後ろの柄は、帯とのバランスが取れた位置で後ろ姿がスッキリとしていて背が高く見える柄になっています。袖は、左右でおもむきがことなっていて柄全体で一つの絵になっています。地の色は、落ち着きのある重ね染めで顔映りがとてもよく見えるように工夫されています。八掛はおくみにもワンポイント柄が入っていて、後ろから少し見えてすごくオシャレです。

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こちらは、お客様の着装の様子です。鮮やかな柄で着姿も素敵です。ユネスコの世界遺産は、人類の文化や地球の自然を「大切な宝物」として守り、未来へ引き継いで行くためのひとつの試みです。「世界遺産条約」に基づいて国家を超えた人類共通の財産として、多種多様な物件が世界遺産に登録されています。ユネスコ世界遺産表現作家 白川丈山さんはユネスコの世界遺産保護活動に共鳴して、独自の染色技法で世界遺産に登録された美しい風景や自然の姿を着物に描いている作家さんです。

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こちらは今年、世界遺産に登録された富士山を描いた帯です。

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こちらは富士山が描かれた着物です。

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こちらは、世界遺産のフランスあるモン・サン・ミッシェルが描かれた着物です。

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こちらは、尾瀬の風景の着物です。11/22(金)~26(火)まで、東京きもの越谷店の大創業祭に展示されています。お近くの方は覗いてみてください。

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