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日展作家 丹下雄介監修のオリジナル刺繍きもの

今回は、東京きもの越谷店で2/22(金)~26(火)まで行われた報恩祭にて取り扱った日展作家の丹下雄介さん監修のオリジナル刺繍きものについて書きたいと思います。

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この写真は、見本の着物です。こちらの着物は、今までお世話になったお客様へ感謝の気持ちでお好きな色目とお好きな刺繍を入れて自分のオリジナルの着物を白生地から作れる商品です。

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こちらの白生地は三眠蚕糸を使用しています。通常の蚕は脱皮を4回繰り返して絹糸線から糸を吐いて繭を作りますが、三眠蚕は、読んで字のごとく脱皮を3回しかせずに繭を作ります。三眠蚕が吐く糸は、通常よりも細く滑らかであることから、シワになりにくく、染色も綺麗に仕上がると言われております。白生地の地紋は、「菱取菊唐草紋様」です。菊には、不老不死・延命長寿・無病息災・邪気払いといった意味があり、唐草紋様には子孫繁栄・福寿の連続を意味しているようです。この白生地には、このような意味を込めて作られております。こちらの白生地に6配色の地色とぼかし染め2パターン、3種類の刺繍をお好みで選んで作ることができます。刺繍に柄にも幸福を招く縁起の良い刺繍柄を取り揃えています。

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こちらの刺繍は、「四君子に雪輪」の柄です。中国では「梅・蘭・竹・菊」の4種類の草木は「四君子」と呼ばれていて、それぞれ梅=高潔・蘭=清逸・竹=節操・菊=淡白といった意味を持っています。そして「雪輪」は、豊年満作と平和な世の中の象徴と言われております。

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こちらの刺繍は、「桐竹鳳凰に七宝」の柄です。鳳凰は、聖人の位にあり天下泰平の時に現れる瑞鳥と言われたことから天皇の御服の紋様と定められているそうです。七宝は、七つの宝という意味で、仏教の経典にある七種類の宝を散りばめたように美しいものという意味で名付けられたようです。

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こちらの刺繍は、「五清に青海波」の柄です。五清とは、「松・竹・梅・蘭・石」を指し、松竹梅は長青不老を意味して、蘭は子宝、石は信頼を意味しているそうです。青海波の模様は、静かな海のように平穏無事な日々の暮らしがいつまでもずっと続きますように・・・、という願いが込められているそうです。この3種類の刺繍を入れることができます。地色も少し地味目にしておりますので、長くお召しいただける着物です。今回は、こちらの着物を格安で発表しております。これから着物をご用意したい方には、オススメです。

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