『紋』の意味
今回は、紋の意味について書きたいと思います。
黒紋付(喪服)には、なぜ五つ紋なのか?
背にある紋、背紋はご先祖さまを表しています。
両胸にある紋、抱き紋は両親を表しております。
両袖にある紋、袖紋は兄弟・姉妹・親戚を表しております。
紋には、それぞれの由来があります。
例えば、『丸に橘』
橘は、五月ごろ白い小さな五弁の花が咲き、奈良時代には好んで庭に植えられています。
京都御所の紫宸殿の左近の桜とともに右近の橘が有名です。
元明天皇がことのほか橘を好まれ、女官三千代にに橘の姓を与えられ、その子が橘諸兄で一族の家紋を橘に定めたと伝えられています。
紋のエピソードとして嫁入り道具として持って行く家財が一目で分かるように江戸時代からその風習があったようです。
それらは本来、家の格式を表しているのですが、離婚時など自分のものを見分ける目印の役目もしていたようです。
参照 「きものの基本」 アシェット婦人画報社
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