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琉球絣 【織り】

今回は、琉球絣の織りについて書きたいと思います。

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琉球絣の織りは、昔ながらの木製の高機(たかはた)で織ります。細かい織りの工程を経て美しい絣模様が仕上がります。琉球絣の染めの行程が終わりますと、再び糊付けをして張り伸ばします。これは、糊落としと染色のときに乱れた糸を整えるためです。このあとに絣の括り糸を解きます。今度は絣の模様を固定するために3回目の糊付けをします。こうして仕上がった糸は、ようやく織り手の元へ行きます。絣糸と地糸を図案どおりに配置しておさ通しをしたら、経糸の巻き取りの作業を行います。これは、櫛を使って糸を整えながら正確に巻き取って行きます。この「巻き取り」の作業は琉球絣ならではのもので、色々な試行錯誤を繰り返しながら、ようやく現在の動力化に落ち着いたようです。巻き取られた経糸に糸をかけて綜絖(そうこう)を作り出す綜絖がけは、独特の技です。高機を使い、緯糸を巻き取った杼を投げながら織る手法は昔のままです。絣模様を合わせながら織るので、1日に2cmほどしか進まないようです。手織りされた反物は湯のしをして幅を整えると完成です。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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