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結城紬の歴史

今回は、結城紬の歴史について書きたいと思います。

結城紬は2000年の歴史を持つといわれております。
鬼怒川沿いの恵まれた風土に育てられたこの織物は、さまざまな歴史の波にのまれながら紬織りの原点といえるつくり方を守っております。

この技術が認められて昭和31年に国の重要無形文化財に指定されております。
さらに2010年11月にユネスコの無形文化遺産として登録されました。

そのことにより、日本の伝統文化である本場結城紬が世界最高峰の絹織物として認められることになっております。

紀元前 「あしぎぬ」という結城紬の原型となるものが織られる

1332年 「庭訓往来」の中で常陸紬という名で紹介される

1712年 「和漢三才図絵」(江戸時代の百貨辞典)にて紹介される

1865年 はじめて絣の結城紬が織られる

1953年 茨城県無形文化財に指定される

1956年 糸つむぎ・絣くくり・地機織りの三工程が国の重量無形文化財に指定される

1988年 茨城県郷土工芸品に指定される

2010年 ユネスコ無形文化財遺産に登録される

無形文化遺産とは、ユネスコが登録する無形の文化遺産のことで、世界遺産が場所や建物を指すのに対して無形文化遺産は民族の文化芸能や伝統技術などの形がないものを対象としています。
日本からはこれまでに能、文楽や歌舞伎、織物では越後上布と小千谷縮が登録されております。

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