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手ぬぐいのルーツ

今回は、手ぬぐいのルーツについて書きたいと思います。手ぬぐいのルーツは、武将の鉢巻と言われています。鎌倉時代の武将の肖像画には、烏帽子の上から白い鉢巻を締めている姿が描かれています。古代より白は神聖な色とされていて『魔除け』に通じて、戦いの勝利を願って武将たちが頭に巻いていました。今も受験やスポーツの応援の際に白い鉢巻をするのはその名残のようです。この鉢巻は、江戸時代になると素材が麻から木綿に代わり、布の幅も広くなります。ホコリをよけるために姉さんかぶりや頬かぶりとして使われるようになり、さまざまな場面で頭部を覆うために使われていました。やがて手をぬぐったり、体を洗ったりするなど日常で用いられるようになり、名前も『手ぬぐい』になりました。そうした用途には、神聖を意味する白い布は使えません。手ぬぐいに模様がついているのはそのためなのです。

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