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きものができるまで

京友禅ができるまで【湯のし】

今回は、京友禅の湯のしについて書きたいと思います。 湯のしは、反物の丈や幅を整える工程です。 水洗いを終えた反物を乾燥させると『湯のし』工程へ進みます。反物に蒸気をあてて生地の風合いを柔らかくしてしわ…

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京友禅ができるまで【型染め】

今回は、京友禅の型染めについて書きたいと思います。 型友禅とは、型を使って模様を染めることです。 型友禅は、色挿しを特徴とする手描き友禅に対して、型を使って模様を染めるものです。なかでも染料をつけた刷…

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京友禅ができるまで【色挿し】

今回は、京友禅の色挿しについて書きたいと思います。 手描き友禅は模様に色を挿します。『糸目置き』の工程のときは、糸目糊で模様の輪郭が描かれていますが、その模様の一つ一つに刷毛や筆を使って色をつけていく…

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京友禅ができるまで【水元(みずもと)】

今回は、京友禅の水元について書きたいと思います。 水元は、生地についた糊や余分な染料を落とす工程です。 蒸しの後は『水元』という水洗いの工程になります。 これがかつての“友禅流し”と呼ばれていたもので…

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京友禅ができるまで【蒸し】

今回は、京友禅の蒸しについて書きたいと思います。 『蒸し』は、色を定着させるために蒸気にあてる工程です。 地染めをした生地をよく乾燥させたら『蒸し』の工程に入ります。部屋のような大きな蒸し箱が必要なの…

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結城紬の地機織り

今回は、結城紬の地機織りについて書きたいと思います。 「地機織り」は、最も古い形の手織機である地機(じばた)で織ります。織り手が床に座り、機に張る経糸を腰当てに結び付けて腰の屈伸で糸の張り具合を調節し…

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結城紬の絣くくり

今回は、結城紬の「絣くくり」について書きたいと思います。  「絣くくり」は、経糸と緯糸を絣にくくる位置に印を付けた後に綿糸で強く括ります。     東京きものには、振袖・…

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結城紬の糸つむぎ

今回は、結城紬の「糸つむぎ」について書きたいと思います。「糸つむぎ」は、繭で煮て袋状または四角に広げた真綿を「つくし」という糸巻きのような道具に掛けて細く均等に指先で糸を引き出す工程です。一反のために…

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湯通しの後の結城紬

今回は、湯通しを終えた後の結城紬について書きたいと思います。 湯通しが終わったら、結城紬を広げて天日干しをします。 昔は、伸子張り(しんしばり)をして干していたそうですが、今は伸子張りをしないで干して…

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結城紬の湯通し

今回は、結城紬の湯通しについて書きたいと思います。 結城紬は、日本で唯一、糊付けに小麦粉を使用しているので産地での湯通しが必要なんです。 40度のお湯で一反に対して200リットル(ドラム缶一本分)のお…

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