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きものができるまで

西陣織ができるまで【箔】

今回は、西陣織の箔について書きたいと思います。西陣織の帯には、緯糸に金箔や銀箔が織り込まれているのが特徴の一つでもあります。その箔は箔屋さんが受け持ちます。材料は極薄の金箔のみです。和紙に接着剤の漆を…

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西陣織ができるまで【糸染め】

今回は、西陣織の糸染めについて書きたいと思います。糸染めは、注文どおりの色に染め上げる工程です。糸が揃ったら染め屋さんにて機屋さんの注文どおりの色に染めなければなりません。同じ色でも微妙に異なるので、…

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西陣織ができるまで【原糸(げんし)】

今回は、西陣織の原糸について書きたいと思います。西陣織は、上質な絹糸で作られます。昔は京都でも絹糸が作られていたそうですが、現在は国内外の養蚕地から絹糸を仕入れています。絹糸は、撚りをかける前の原糸で…

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西陣織ができるまで【製紋(せいもん)】

今回は、西陣織の製紋について書きたいと思います。製紋は、織機に経糸の上げ下げの指示を出すデータをつくる工程です。設計図を元に織るのですが、これを機に伝えるために『紋紙(もんがみ)』が必要です。かつては…

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西陣織ができるまで【紋意匠図(もんいしょうず)】

今回は、西陣織の紋意匠図について書きたいと思います。紋意匠図は、経糸と緯糸の組み合わせを考えた設計図のことです。織物の設計図は、紋意匠図と呼ばれております。図案の模様(正絵(しょうえ)という)を方眼紙…

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西陣織ができるまで【図案】

今回は、西陣織の図案について書きたいと思います。 図案は、西陣織にふさわしい模様のデザインを考える工程です。西陣では、帯やきもののほかに能衣装、草履やバックの生地、ネクタイ、表具、法衣など、…

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西陣織とは

今回は、西陣織について書きたいと思います。西陣織のふるさと、西陣の町は京都市の北西部にあります。『西陣』という地名ではなく、北は北大路通、南は丸太町通、東は烏丸通、西は西大路通に囲まれた、約3平方キロ…

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琉球紅型ができるまで【仕上げ】

今回は、琉球紅型の仕上げについて書きたいと思います。糊を落とした生地を1枚ずつ干して乾かします。その後、最終的な確認をして出来上がります。長い時間と多くの人の手を経てようやくきものや帯が完成します。こ…

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琉球紅型ができるまで【水元】

今回は、琉球紅型の水元について書きたいと思います。水元は、生地についている糊や汚れを洗い流す工程です。蒸し箱から出た生地は、そのまま洗い場へ運ばれ、糊を落とす作業に入ります。何度も手で生地をずらしなが…

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琉球紅型ができるまで【蒸し】

今回は、琉球紅型の蒸しについて書きたいと思います。蒸しは、生地に色をしっかりと定着させるために蒸気をあてる工程です。隈取りを終えた生地を地染めする場合は、この後に糊で模様を伏せてから刷毛で地色を染めま…

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