カテゴリー別アーカイブ: きものができるまで

東京きものの和裁士さん

東京きもののでは、羽織やコート、長襦袢なども含め、和服全般のお仕立てを承っております。

現在十数人の地元の和裁士さんを抱えて仕立て業務を行っております。

それは何故なのか?
1、地元の和裁士さんを守ること
当店で販売した着物を地元の和裁士さんに仕立てていただくことにより、高い技術をもった和裁士さんの伝統的な仕事が絶えないようにしております。
それにより、仕上がりのレベルの高さはもちろんのこと、急ぎの仕立てにもある程度融通が利くなどお客様へのメリットを最大限配慮しております。

2、あくまでも手縫いにこだわりを持っております
手縫いは機械と違ってやわらかい手縫い独自の風合いとしなやかさがあります。それは何物にも代え難いことです。
また、仕立て替えや縫い直しなどがあった場合、後々の加工がしやすいこともあります。

着物のお仕立てとは

着物のお仕立てとは、そもそも反物の生地からさまざまな和服を作る作業です。
着物は、洋服の立体裁断と違って、反物を直線裁断して縫い合わせることで作られています。

お客様がお選びになった生地から「何にお仕立てしたいのか」「どのような寸法でお作りするのか」を決めなければなりません。
当店では、まずお客様が選ばれた生地に対してお客様の寸法を測り、どのようにお仕立てしたいのかを十分に確認させていただき、納期や注意すべき点をご納得いただいてからお仕立てに入らせていただきます。

 

着物のお仕立ての流れ

検品(検反)→検尺→地のし(地直し)→柄合わせ→裁断(裁ち切り)→ヘラ付け→縫製→仕上げ→検査

検品(検反)

お預かりした着物や反物を検品して付属品が揃っているか、また品質の確認などをします。
着物の生地には正絹、交織、綿、麻など種類がありますので、工程に不備が出ないために事前確認をします。
また、生地の裏表に織りキズ、シミ、汚れなどがないかも確認して糸印をつけます。

検尺

着物の表地、裏地、付属品などの長さを測り、お仕立てに必要な長さがあるか確認をします。

地のし(地直し)

生地をなるべく平らにし生地のミミを伸ばします。
着物の織り目や布目を元の状態に戻して、仕立てや裁断時の縫い狂いや着崩れをなくすために行います。

その生地がどのような繊維の特徴があるのか、どのような曲がり方をしているのかなど事前に見極めることによりあとの工程の進め方やり方を決定していきます。

柄合わせ

地のしした反物を実際にお客様の寸法に合わせた袖、身頃、衿、衽(おくみ)の形にしてみて裁ち切る寸法や残布などを確認します。
また、反物に描かれた柄やお客様の好みの柄合わせを配慮して柄合わせをしながら裁断する箇所にしるしを付けていきます。

絵羽物の場合は、基本となる寸法に合わせて柄合わせをしていきますが、小紋などは柄合わせが数通りありますのでお客様の要望に沿いながら柄合わせをしていきます。

裁断

お客様の寸法よる柄合わせで裁ち切るしるしを付けた箇所を裁断してきます。

生地の種類や柄などによって適した裁断方法があります。大きく分けて「基本裁ち」と「追い裁ち」があります。
基本裁ちは、絞り、ビロード、紋織りなどのように角度によって色が変わって見えるものに適しており、追い裁ちは、一方付け、片よせ柄に適しております。

ヘラ付け

生地と生地を縫い合わせる時に重要な工程です。

裁断後にお客様の寸法を確認しながら各部分に正確な寸法を記すヘラ付けをしていきます。
袖付けの部分にしるしを付け、特に裾がまっすぐになるように気をつけながら生地の流れに沿ってヘラ付けをします。

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縫製

前身頃、裏、裾合わせ、中綴じ、衽(おくみ)、衿などを縫っていきます。

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仕上げ

縫い上がった着物をハンガーに掛けてかぶり(表裏の釣り合い)の確認をします。

生地の種類によって適した仕上げ方法があります。
一般的には、仕立て上がった着物に当て布をしてアイロンがけをして生地を落ち着かせます。
また、着物を畳んだ状態にして押しをします。

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検査

寸法の確認、細部のチェック、検針器を使って着物の中に針が混入していないかを検査して終了となります。

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琉球絣 【検品】

今回は、琉球絣の検品について書きたいと思います。検品は、織り上がった反物をチェックする行程です。琉球絣が完成しますと組合の検品所へ持って行き、検査を受けます。チェック項目は、長さ、幅、キズ、織り密度などあるようです。時には、不合格のものもあり、素人にはどこに問題があるかわからないと思いますが、プロの目はしっかりとポイントを押さえて見ています。合格すると、証紙シールが貼られて商品として販売されることになります。さらりとした質感と雰囲気のいい絣模様の琉球絣は、多くの人の手によって生まれたものです。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

東京きものには、振袖・呉服をお求めに埼玉 草加 越谷 春日部 吉川 松伏 八潮 川口 鳩ヶ谷 三郷 さいたま 岩槻 浦和 大宮 杉戸 幸手 久喜 鷲宮 白岡 宮代 栗橋 大利根 加須 東京 足立区 茨城 古河 猿島 境 五霞 千葉 野田 関宿 流山などのお客様がご来店頂いております。 

琉球絣 【織り】

今回は、琉球絣の織りについて書きたいと思います。

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琉球絣の織りは、昔ながらの木製の高機(たかはた)で織ります。細かい織りの工程を経て美しい絣模様が仕上がります。琉球絣の染めの行程が終わりますと、再び糊付けをして張り伸ばします。これは、糊落としと染色のときに乱れた糸を整えるためです。このあとに絣の括り糸を解きます。今度は絣の模様を固定するために3回目の糊付けをします。こうして仕上がった糸は、ようやく織り手の元へ行きます。絣糸と地糸を図案どおりに配置しておさ通しをしたら、経糸の巻き取りの作業を行います。これは、櫛を使って糸を整えながら正確に巻き取って行きます。この「巻き取り」の作業は琉球絣ならではのもので、色々な試行錯誤を繰り返しながら、ようやく現在の動力化に落ち着いたようです。巻き取られた経糸に糸をかけて綜絖(そうこう)を作り出す綜絖がけは、独特の技です。高機を使い、緯糸を巻き取った杼を投げながら織る手法は昔のままです。絣模様を合わせながら織るので、1日に2cmほどしか進まないようです。手織りされた反物は湯のしをして幅を整えると完成です。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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琉球絣 【染め】

今回は、琉球絣の染めの工程について書きたいと思います。琉球絣の絣括りの工程の後に糊を落としてから染めの行程に入ります。琉球絣の色は意外に華やかで様々な色がありますが、基本となるには藍色だそうです。この色を染めるには沖縄本島北部で栽培している琉球藍を使うそうです。土に埋め込まれた藍甕に糸を入れて、10回以上も染め重ねて色に深みを付けて染めて行くそうです。植物のほとんどが染料になるそうで、茶色は芭蕉の葉、グリーンはサトウキビの葉を使うこともあるそうです。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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琉球絣 【絣括り】

今回は、琉球絣の絣括りの工程について書きたいと思います。「絣括り」は、絣の模様になる部分を一つずつ手で木綿糸で括っていく作業です。しっかりと括らないと染料が染み込んできれいな絣模様にならないといいます。染めた後、結んだ糸をほどくのも絣括りの職人さんが行うそうです。糊付けして伸ばした経糸は、絣括りの職人さんのもとへいきます。図案を見ながら絣の種類ごとに経糸を揃えて、模様の部分を一カ所ずつ手で括っていきます。これを「手結(てゆい)」というそうです。次々に結んで行くので簡単そうに見えるようですが、木綿糸を20本も束ねて結ぶためにかなりの力が必要なようです。絣を括るのは男性の仕事のようです。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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琉球絣 【糊付け】

今回は、琉球絣の糊付けについて書きたいと思います。琉球絣の糊付けは、絣がずれないように糸を糊で固める行程です。美しい絣模様のためにした準備に時間をかけていきます。糊付けは、図案をもとに糸を括って染めて織るという手順で琉球絣は出来上がっていきます。文字で書くととても簡単のように見えますが、約16もの細かい工程があり、一反を織り上げるのに約一ヶ月かかるようです。それぞれの工程は専門の職人さんたちが分業で行っていて、力の必要な絣括りや染めは男性が行い、整経や織りは女性が中心に行います。長い糸を張り、整経した経糸に糊を付ける工程を「糊付け」といい、この工程は、絣がずれないように糸を糊でかためる作業です。長い糸に糊を付けるには広い場所が必要なのです。何度も往復して糸に糊を付けていく作業は、絣を織り出す織物には欠かせない大切な工程のひとつなのです。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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琉球絣(りゅうきゅうがすり)

今回は、琉球絣について書きたいと思います。染織の宝庫と言われている沖縄には、個性的な織りや染めがたくさんあります。琉球絣が織られている町は南風原町(はえばる)といいます。南風原は沖縄本島の南部にあり、那覇市内から車で15分ほどのところにあります。昔からこの辺りでは絣が織られていたそうで、現在でもこちらの地域だけで沖縄の絣生産量の90%以上を占めるというまさに「絣の里」になっているそうです。その証拠に琉球絣事業協同組合のパンフレットには「かすりの道散策マップ」があり、「かすりの道」の周辺には琉球絣に携わっている人たちの工房が点在していて、案内板のとおりに進めば琉球絣の香りに触れながら町を散策できるそうです。素朴で繊細な絣の技法はもともとインドから始まり、東南アジア各地に広まったと伝えられています。沖縄にどのようにして絣が入ってきたのかは不明のようですが、14、5世紀ごろの交易によってという説が有力のようです。その頃は、琉球王朝の時代で中国や日本、朝鮮、東南アジアなどとさかんに交易をしていたようです。様々なものが沖縄にもたらされていたようですが、絣の技術もその中のひとつと考えられているようです。沖縄にやってきた絣は、中国や日本(本土)などの影響を受けながらも沖縄の気候風土の中で独特の絣が作られるようになって、飛躍的に発展してきたそうです。その最大の魅力は、何と言っても独創的な絣の模様なのでしょう。絣の模様はその数は、約600種もあるそうです。琉球王朝の頃から伝わる「御絵図帳(みえずちょう)」という図案集があり、それを元に職人さんたちがアレンジしてオリジナルを作り上げているようです。そのため、似ているようでも全く同じ色柄というのはほとんどないそうです。しかも、モチーフは鳥や植物、波、水、お金などの沖縄の自然や生活道具から生まれたものだそうです。出来上がった着物や帯がしたしみやすいのは、こうした人々の暮らしの匂いが感じられるからかもしれません。
参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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小千谷縮(おじやちぢみ) 【雪晒し】

今回は、小千谷縮の「雪晒し」の工程について書きたいと思います。いよいよ最終工程の「雪晒し」の工程です。「雪晒し」は、雪の上に反物を広げて太陽に当てる工程です。雪の上に反物を広げてお日様に当てる作業を一週間前後かけて行います。雪の上に発生するオゾンには殺菌や漂白作用があるため、雪のように白くなり、丈夫になって絣の色も落ち着きます。江戸時代から行われてきた「雪晒し」は、現在も行われていますが、数は減ってきているそうです。また、年月を経て、色があせたり、汚れたりした小千谷縮も再び雪に晒すと鮮やかによみがえりきれいになるのでそうです。これを「小千谷縮の里帰り」と言っているそうです。いずれにしても、雪がなくてはできない作業です。雪晒しは毎年3月の晴天を選んで行われるようです。広々とした畑に積もった雪の上に何十枚もの反物を干す光景は、越後に春の訪れを知らせる風物詩だったと言われたおります。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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小千谷縮(おじやちぢみ) 【湯もみ】

今回は、小千谷縮の「湯もみ」の工程について書きたいと思います。「湯もみ」は、お湯の中で反物をもんで”シボ”を出す工程です。織りあがった布は仕上げ加工に移ります。湯もみをする前の生地は糊が付いているため、パリパリの状態です。これを湯の中でもんで柔らかくします。舟と呼ばれる木製の水槽にぬるま湯を入れて、反物を両手で押すようにして揉むと糊が溶けて”シボ”が出てきます。長い反物を3回ほど両手で揉んだ後、手でこするようにして刺激を与えて、シボの状態を確認しながら丁寧かつスピーディーに行います。そして、水気を絞って乾かします。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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小千谷縮(おじやちぢみ) 【織り】

今回は小千谷縮の「織り」の工程について書きたいと思います。績んだ糸は撚りをかけて、絣くくり、染色などを経て織りの工程に入ります。「織り」は、絣を合わせながら居坐機で織る工程です。織機に経糸をかけて緯糸を通して一本通すたびに絣を合わせながら模様を織り出していきます。重要無形文化財の小千谷縮は、昔ながらの居坐機で織られます。居坐機は、もっとも原始的な織機です。複雑な模様は一日に15cmほどしか進まないそうです。織るときも湿度管理が大切で雪に覆われた冬が最適とされています。素朴な絣模様は小千谷縮の魅力のひとつです。重要無形文化財の小千谷縮は手でくびり、それ以外は「摺り込み捺染」が一般的です。小千谷縮の縞や絣模様が織られるようになったのは1970年代以降で伝統工芸品などの織りには力織機も使われているそうです。参照 「きもののたのしみ」アシェット婦人画報社

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